図書管理システムが導入されていない図書館では、利用者は読みたい本や必要な情報が書かれた本を探すために、図書館員に尋ねるか、自分で目録をみて探す必要があります。
図書館員は貸出の際、本のタイトルや利用者名をノートに記録していますが、貸出や返却の作業が手書きのため、その照合に時間がかかります。
そのため、図書館員は他の業務(選書、児童サービスの充実化等)に充分な時間を割けない現状があるのです。
上の写真は、システム入りのPCを前に、動作確認をするラオス国立図書館の職員です。システムについての話だけではなく、日々の業務の悩みややりがいの話も聞いていました。