今年、戦後80年を迎えた日本。
戦争が終わっても、その痛みの記憶は、人々の心に深く残り続けています。
エファジャパンが活動するカンボジアやラオスもまた、内戦や空爆で多くの命や日常が奪われ、社会の土台そのものが壊されてしまいました。
それでも、人々は前を向いて歩き続けてきました。
私たちは、その歩みに寄り添いながら、教育こそが平和を築く礎になることを、何度も実感してきました。
今も、世界ではウクライナ、ガザ、ミャンマーなど多くの国々で争いが止まず、子どもたちが大切な日常を奪われています。
けれど、教育には希望があります。
過去の過ちから学び、他者への想像力を育み、暴力に頼らない選択肢を生む力があるからです。
本を読むこと、先生や友だちと学び合うこと。
その一つ一つが、争わない社会をつくるための、小さくても確かな一歩だと信じています。
争いを終わらせるのは武器ではなく、学び続ける人の意志です。
エファはこれからも、教育を通して、痛みを越えて、誰もが尊重される平和な未来を、ともにつくっていきたいと思います。
そして、戦争の記憶が薄れつつあるこの日本からも、平和を願う声を届け続けていきます。
私たちの一歩こそが、希望を拓く力になると信じています。
エファジャパン事務局長 関 尚士