子ども自身の中にたくさんの本棚を持ってもらいたい
ノック・ノイ・ペアングチャンさん(図書室担当教員)
小学校3年生と4年生の担任をしながら図書室の担当をしている、ノック・ノイ・ペアングチャンと申します。
担任をしながら図書室を開館させるのは大変ではありますが、子どもたちの笑顔や変化を見ることに、やりがいを感じています。
変化としては、本を読むことで児童のラオス語能力が向上しました。また学ぶことに喜びを覚える児童が増えたため、結果として試験で合格点が取れるようになりました。
物語から「人が生きる道」や、倫理を学んだ子どもたちもいます。それは、子どもたちの態度の変化として表れています。
図書室の書架のように、子ども自身の中にたくさんの本棚を持ってもらいたいです。
そしてその本棚に、さまざまなよい情報を置いてもらいたいです。たくさん学び、情報を得て、日常生活で活用していくことで、大人になってから社会に出て困難にぶつかっても、未来を自分の手で切り開いていけると信じています。